プロダクトアウトの発想の落とし穴

飲食店において、特に開業間もない頃からプロダクトアウトに傾くのはとても危険です。

 プロダクトアウトの発想とは、シェフや経営者が料理の味やサービス、アイデアを中心に考えるということです。

 そのため顧客ニーズや市場のトレンドを無視しがちになります。


以下に7つの角度から落とし穴を紹介させていただきます。




① 顧客の嗜好を軽視(メニューの偏り)

 自己満足的なメニュー構成になり、顧客が求める味やスタイルを反映できないとリピーターが減少します。

② 季節性やトレンドの軽視(時代遅れのメニュー)

 季節や流行を軽視した固定メニューは顧客の興味を引けず、競合店に負ける原因となります。

③ 価格設定の失敗(高価格化)

 自信過剰から高価格なメニューを設定すると、顧客が「価値を感じない」と受け取ってしまいがちです。

④ 食材の非効率な使用(無駄な食材の使用)

 特殊な食材や技術を使った料理を提供するあまり、実際には必要でない食材を多く使うなどコスト増に陥りがちです。

⑤ スタッフの負担増(複雑な調理プロセス)

 複雑な料理や技術を必要とするメニューは、スタッフに過度な負担をかけ、サービスが低下する可能性があります。

⑥ ブランドイメージの損失(顧客満足度の低下)

 顧客の期待に応えられない料理を提供していると、口コミや評価が下がり店全体のブランドイメージが損なわれます。

⑦ 顧客のフィードバックの軽視(改善機会の喪失)

 顧客の意見やフィードバックを軽視していると、メニューやサービスの改善ができずに競争力が低下します。

 特にご自身の味に絶対の自信をもつオーナーシェフや、サービス内容に自信を持っている経営者は、プロダクトアウトの発想に陥りがちです。

 オープンから3年の壁を越えるには、マーケットインのアプローチを取り入れることが不可欠です。そして、顧客に愛されるメニューやサービスを提供し、継続的な成長を図るよう努めましょう!

イッシュウ

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